KI-CHI's LIFE

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【なんか価値が上がることあった?】ビットコインが注目されているワケ【いえ、貨幣の価値が下がっているのです】

どーもキーチです!

 

今日は巷を騒がせているビットコインについて考察したいと思います!

 

ビットコインは名前は知っているけど中身はよくわからないという方。

本記事にぴったりです!

すでにある程度詳しい方は読み飛ばしてください!

 

ビットコインは2021年に入ってから急騰している暗号資産です。

  • 日本人の名前の開発者が考えたとされている

https://bitcoin.org/bitcoin.pdf

 

ここまで読んで「?」となった人でも続きを読めば理解出来るかもしれませんので出来るだけ挫けず読んで頂ければと思います。

 

ちなみにキーチの現時点でのビットコインに手を出すかの判断を先に記載しますと。

NO!

です。

いくつか理由がありますので、それについても説明していきますね!

 

さて、先ほどビットコインの特徴を説明しましたが、一部有名なある物質と共通点があると思いませんでしたか?

そうそれは「GOLD:金」です。

特に発行する機関が存在せず、採掘によってのみ発行される。そして埋蔵量がGOLDは推定とはいえ決まっているという部分ですね。

nanboya.com

今まで採掘されてきた金はオリンピック公式プールの3.8杯分しかありません。

しかし、金は実は海水にも含まれるそうで、技術が発達すれば海から大量の金が精製されるとも言われており、金の希少性は大きく変化する可能性があります。

 

では、なぜビットコインが最近注目されているのかというと、もともと経済対策として、各国の中央銀行が異次元の金融緩和を続けていたところでCOVID19が全世界的に広まったというところが大きいです。

COVID19は本当に世界を変えてしまいましたね。

日本でも10万円を国民全員に配ったり緊急の小口融資をしたりしています。

金融緩和は簡単に言えば中央銀行が大量に通貨を刷って、それを市場の供給することを言います。

COVID19も経済的に困窮した方々を救うために大量の通貨を配布したりするなどして、自殺者を少なくするなど救済をしなければならないということです。

結果的に金融緩和と同様に通貨が大量に供給され続けるということです。アメリカの通貨発行機関であるFRBも2023年までは金融緩和を継続すると言っていますし、バイデン大統領が200兆円規模の経済対策を提示したことも後押しになっています。

つまり現在世界的に通貨の価値が下落しているのです。

もともと日本は2%のインフレを目指して金融緩和を続けました。アベノミクスは一部では成功と言え、株価は急速に上昇。ハイパーインフレになると言われたものの実際は未だデフレが続いています。日本の貨幣価値がそう簡単に凋落しないことを示したのです。

しかし日本の貨幣価値が下がってくれないと困る人たちもいます。これはまた別回に書きたいと思いますが、私も大ファンの「中国嫁日記」の作者、井上先生が下記に漫画でわかやすく描いてあるので興味ある人は読んでください。

 とにかく、各国貨幣価値を下げてでも自国民を守らなければいけない状態となっているのです。

そして富裕層はもちろんそれに気づいています。

生活に困らない財産を持っている彼らは、自分の資産が目減りするのを嫌います。

その現金の移動先としてビットコインが注目されているだけなのです。

株式、不動産、債券どれもそれぞれにriskがあります。金もいいですが、錬金術と言われるような特殊な革命が起これば金も銅のような価値にならないとも限りません。

ビットコイン量子コンピュータと呼ばれる次世代コンピュータが開発されればネット上でいくらでも盗難が起こるともいわれており、どの資産も完全に安全とは言えません。

どの資産が凋落してもおかしくないならビットコインにも投資することでリスクヘッジする。これが富裕層の考え方です。

ビットコインがやっとそのレベルに認められたと言えるのかもしれません。

 

少しでもビットコインについて知って頂けたなら幸いです。

長くなったんで何故僕がビットコインに投資を渋っているかはまた別記事に書きますね!

 

キーチでした!